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Text File  |  1996-09-30  |  18KB  |  219 lines

  1. Microline PSII Ver. 8.2.2Jを使用する前にお読みください。
  2. -----------------------------------------------------------------
  3.  
  4. この書類にはプリンタドライバ説明書(もしくはユーザーズマニュアル)の補足情報として、Microline PSII Ver. 8.2.2Jをご使用になる際に必要な情報が記載されていますので必ず最後までお読みください。また、この書類にはプリンタドライバ説明書では触れていない各種アプリケーション・ソフトウェアとの互換性についての情報も含まれています。
  5.  
  6. このバージョンのMicroline PSIIドライバは、旧バージョンすべてと置き換えることができ、旧バージョンと比べてさらに新しい機能を持つと共にアプリケーション・ソフトウェアとの互換性とサポートに、より優れたバージョンです。このドライバはアップル社のLaserWriter 7.x及び8.xプリンタドライバの代わりに使用することができ、アドビのポストスクリプトレベル1又はレベル2インタプリタを搭載したプリンタなどでご利用頂けます。
  7.  
  8. 機能や操作方法についての詳細はプリンタドライバ説明書(もしくはユーザーズマニュアル)をご参照ください。
  9.  
  10. Microline PSII 8.2.2Jの新機能について
  11.  
  12. ●プリンタ記述:PostScript Printer Description (PPD)ファイルの自動設定
  13. Microline PSII 8.2.2Jではプリンタに対応するPPDファイルの検索と選択が自動化され、PPDファイルの設定を簡単に行うことができます。選択されているプリンタに対応するPPDファイルが見つからないか、または認識できない場合には、対応するものに準ずるPPDファイルのリストを表示します。もちろん旧バージョンからある、マニュアル設定の機能を使うことも可能です。
  14.  
  15. ●プリンタ設定リマインダー
  16. PPDファイルはアドビシステムズ社とポストスクリプト・ソフトウェアのライセンス供与を受けている出力装置の製造元が協力し、出力装置が持つ機能がフルに活用できるように作成されています。Microline PSIIドライバでは、ご使用のプリンタの機能を十分に活用するために、セレクタでプリンタの設定を実行してPPDを選択する必要があります。そのためMicroline PSIIドライバは、設定が完了していないプリンタが選択されるとプリンタの設定を促すリマインダー・ダイアログを表示します。プリンタを使用する際に設定が必要であることをすでにご存じの場合、リマインダー・ダイアログを表示しないように設定することもできます。
  17.  
  18.  
  19. Microline PSIIドライバソフトウェアをインストールする前に
  20.  
  21. Microline PSII 8.2.2Jをインストールする前に、下の記述を参照してください。インストールを行う際に、システムフォルダ内で上書き、削除または残すファイルを判断するために必要な情報が記述されています。
  22.  
  23. ●インストーラは、古いバージョンのMicroline PSIIドライバを上書きし、PostScript Printer Description(PPD)ファイルのすべて又は一部を上書きします。また初期設定ファイルMicroline PSII Prefsがあれば削除します。
  24.  
  25. ●簡易インストールを実行すると、次のファイルが機能拡張フォルダにインストールされます。
  26.         Microline PSII (バージョン8.2.2J)
  27.         セレクタ (バージョン J1-7.3.1、ただし漢字Talk7.1、7.1.1のシステムを使用している場合)
  28.         プリンタ記述ファイルフォルダ
  29.       (Microline PSシリーズ用PPDファイルを含む)
  30.         WorldScript II (バージョン 7.1.2、ただし漢字Talk7.1、7.1.1のシステムを使用している場合)
  31.  
  32. プリンタ記述ファイル (PPDファイル) について
  33.  
  34. Microline PSIIドライバには、ポストスクリプト・プリンタの機能や特徴に関する情報を持つ、プリンタ記述ファイル (PPDファイル)と呼ばれるファイルが添付されています。PPDファイルはプリンタ記述ファイルフォルダに入っており、ファイル名は通常、各プリンタモデルから構成されています。ご使用のプリンタ用のPPDファイルがない場合には、お持ちのプリンタの製造元または販売元にお問い合わせください。また、Microline PSIIドライバが正常に動作するために、PPDファイルが格納されるフォルダは「プリンタ記述ファイル」という名称である必要があります。インストール終了後フォルダ名を他の名称に変更しないでください。
  35.  
  36. ご使用のポストスクリプト・プリンタ用のPPDファイルを利用することにより各プリンタの機能及び特徴をフルに活用するために、次の操作に従ってください。
  37.  
  38. ●セレクタを開き、Microline PSIIドライバを選択し、これからご使用になりたいプリンタ名を選択します。
  39. ●選択したプリンタ名の左側に、Microline PSIIドライバの小さなアイコンが見えるかどうかを確認します。もしアイコン表示がついていれば、そのプリンタの設定が既に済んでいることを示します。
  40. ●アイコン表示がついていない場合は「設定」ボタンをクリックします。
  41. ●もしMicroline PSIIドライバがそのプリンタに適したPPDファイルを見つけられないと、マニュアルで設定するよう指示されます。すべてのポストスクリプト・プリンタに共通している機能に対応して作られているGeneric PPDファイルを使用することもできますが、この場合はプリンタに固有な機能を利用することはできません。
  42.  
  43.  
  44. EPSファイルの作成について
  45. アプリケーション使用中に、プリント・ダイアログ・ボックスで出力先を「ファイル」にし、「保存」をクリックすると、Encapsulated PostScript (EPS)ファイルを作成することができます。
  46.  
  47. EPSファイルを作成する際には、次のことに注意してください。
  48.  
  49. ●EPSファイル作成の際に、EPSファイル保存ダイアログ・ボックスのフォントデータを選択するポップアップメニューで、「全部」を指定してファイルを作成するとファイルの容量が大きくなります。また、EPSファイルのフォントデータのオプションを「全部」にして、「ダウンロード可能フォントの制限なし」を指定して保存するとファイルの容量はさらに膨大になります。
  50.  
  51. ●EPSファイルをフォントデータ「なし」を指定して作成すると、その書類に使われたフォントは画面上には現われますが、印刷時には代用フォント(通常はCourier)が使われる可能性があります。
  52.  
  53. ●プレビュー情報を含めてEPSファイル作成しようとする時、ポストスクリプト・コードを独自に作り出すアプリケーション上ではEPSファイルが正しく画面上に表示されないことがあります。
  54.  
  55. ●EPSファイルの作成は1ページ分しか行われません。2ページ以上のファイルのEPSファイル作成は1ページ毎に分けて行って下さい。
  56.  
  57. Microline PSIIドライバを使用する際の操作上の注意
  58.  
  59. Microline PSIIドライバをご使用になる際、次の点を考慮してお使いください。
  60.  
  61. ●Microline PSIIドライバでは、プリンタによってプリント領域を拡大して印刷することができます。ただし新しいプリント領域に基づいて書類中のテキストのレイアウトがずれたりクリッピングされてしまうことがあります。
  62.  
  63. ●Finderから複数の書類をプリントする時、それぞれが異なるアプリケーションで作成された書類である場合には正しく印刷されないことがあります。
  64.  
  65. ●書類を印刷中、プリンタのステイタス・ダイアログの画面に表示される位置が印刷を中止するためのキャンセルボタンの位置にかぶさってしまうため、キャンセルボタンがクリックできないことがあります。その場合はコマンドキーとピリオドを同時に押して印刷を中止して下さい。
  66.  
  67. ●印刷された書類のページフォーマットが正しくない結果だった時は「用紙設定」を選択してページサイズが「その他(Other)」になっていないかどうか確かめて下さい。もし「その他」になっていたら正しい用紙サイズを選択し直して下さい。
  68.  
  69. ●セレクタを使わずに、市販のユーティリティ・プログラムを使用して現在使用しているプリンタを変更しようとすると、正常に動作しないことがあります。
  70.  
  71. ●グラフィック・アプリケーションによっては、複数ページからなる書類を印刷する際に、表紙を「最後のページ」に指定することができない場合があります。その場合には、表紙の印刷指定を「最初のページ」にして印刷して下さい。
  72.  
  73. ●Microline PSIIドライバは、実際に印刷を行う前にコンピュータ本体のディスクに情報をスプール(一時保存)するため、容量の大きなファイルを印刷するときは、ディスクに十分な空容量があることを確認してから印刷を行ってください。(通常、最低5MB以上の空容量をディスクに確保してください。)
  74.  
  75. Adobe Type Manager(ATM)日本語版について
  76.  
  77. Microline PSIIドライバは、バージョン3.5.1よりも古いバージョンのAdobe Type Manager日本語版と互換性上問題が起こることがあります。3.5.1よりも古いバージョンのATM日本語版をご使用の方は、バージョン 3.5.1にアップグレードして下さい。
  78.  
  79.  
  80. Microline PSIIドライバと漢字Talkシステム及び各種アプリケーションとの使用について
  81.  
  82. 漢字Talk7システムを使用して日本語出力を行うには、WorldScript II 7.1.2(又はそれ以降のバージョン)が必要です。また、ATM日本語版をお使いになる場合は、ATM3.5.1J(又はそれ以降のバージョン)が必要です。それらのソフトウェアがないとFreeHandのようなアプリケーションや他のアプリケーションで詰め文字などが正常にプリントされません。他のアプリケーションでも状況によってポストスクリプトエラーが発生することがあります。
  83.  
  84. Apple WorldScript II 7.x
  85. ●漢字Talk7.1、7.1.1のシステムを使用している場合、簡易インストールにてMicroline PSII ドライバをインストールすると、2つのWorldScript II (機能拡張フォルダ内にある)ができてしまいます。この場合、作成日およびバージョンを確認し、古いものを削除してください。バージョン7.1.2以降のWorldScript IIのご使用をお薦めします。ただし、Microline PSII ドライバを既にインストールしていた場合は古いバージョンのWorldScript II (機能拡張フォルダ内にある)は上書きされます。
  86.  
  87. WorldScriptIIバージョン7.1.1は、Microline PSIIドライバと互換性がありますが、バージョン7.1.1上のバグのため、ご使用のディスク容量が十分でないとスプール中にディスク容量が一杯になり、ディスク内のデータを破損してしまうなどの問題が報告されています。この問題はWorldScriptIIバージョン7.1.2で解消されていることが確認されています。
  88.  
  89. Claris MacWrite-J v1.1.3 & 1.5
  90. ●A4サイズの書類を、横反転、縦反転、又はパターン反転を選択し、同時に2-up又は4-upオプションで横長の用紙方向で印刷すると正しく印刷されません。同じ書類は1-upオプションならば正常に出力されます。これはドライバの仕様上の制限です。
  91.  
  92. Dynaware MacWord-J v2.0 & 2.1
  93. ●下線、囲み線などの罫線を使った文字飾りを含む文書を印刷すると、ポストスクリプトエラーが発生します。MacWord-J v2.0と2.1は、Microline PSIIドライバではサポートしていないアップル社のLaserPrepに依存しています。これはMacWord-J v3.0で修正されています。
  94. ●ある日本語フォント(例:平成明朝W3、じゅん、太ミン、太ゴなど)によっては英数字を縦書きにすると正常に印字されないものがあります。これはATM日本語版バージョン3.5の仕様上の制限で、将来のバージョンで解消される可能性があります。
  95.  
  96. WordPerfect-J v2.2 & 3.0
  97. ●WordPerfect-J v2.2又は3.0でグラフィックを含むファイルをプリントするときは、Microline PSII ドライバの用紙設定ダイアログのオプションメニューにある「ダウンロード可能フォントの制限なし」のチェックを外して下さい。この項目がチェックされているとグラフィックイメージが切れてしまい正しくプリントされないことがあります。
  98.  
  99. EGWord 5.0 & 6.0
  100. ●アドビの和文フォントによっては、テキストに太字のスタイル指定がきかない種類があります。(英文フォントはこの影響を受けません)
  101.  
  102. PageMaker 5.0J
  103. ●PageMaker を使用する際はATM日本語版が動作している状態であることを確認して下さい。
  104.  
  105. QuarkXPress 3.11J
  106. ●フォントのダウンロードを必要とするような書類を、バックグラウンド出力の設定がオフの状態でプリントすると、ポストスクリプトエラーが発生する可能性があります。QuarkXPressでファイルをプリントするときはバックグラウンド出力をオンの状態で行って下さい。
  107. ●QuarkXPressのファイルをプリントするときは、プリントオプションの設定で「調整カラー/グレースケール」が選択されているとポストスクリプトエラーが発生します。オプションを「カラー/グレースケール」に設定して下さい。
  108.  
  109.  
  110. Microline PSIIドライバとその他の主なアプリケーションとの使用について
  111.  
  112. アプリケーション・プログラムによっては、Microline PSIIドライバの新しい機能を十分に利用していなかったり、互換性が十分でないことから印刷上問題が起こることがあります。以下のリストは主に北アメリカとヨーロッパで普及しているアプリケーションについてまとめていますが、それぞれの日本語版でも同様の動作がみられることがあります。問題が生じた場合は各アプリケーションの開発/発売元にお問い合わせください。場合によっては、そのアプリケーションのバージョンアップ等によって問題が解消されていることがあります。
  113.  
  114. 以下に主なアプリケーション上で発生する可能性のある障害の主なものを記載しました。(下記に示すアプリケーションと障害の範囲に限られないことを予めご了承ください。)
  115.  
  116. Aldus PageMaker 4.2a
  117. ●EPSファイルを含んでいる書類は、ページ設定ダイアログでレイアウトのオプションとして2-upまたは4-upを指定しても、EPSファイルだけが正しいレイアウトで印刷されません。
  118.  
  119. Aldus PageMaker 5.0
  120. ●PageMakerの「オプションープリント」機能を使ってプリントすると正しい出力結果が得られない場合があります。
  121.  
  122. Aldus Personal Press 2.0
  123. ●いくつかのフォントスタイルを組み合わせると、その組み合わせによって文字間隔がずれてしまうことがあります。
  124.  
  125. Aldus Persuasion 2.1.2
  126. ●グラデーションパターンを含んだ書類は、グラデーションの効果なしで印刷されます。これはPersuasion 3.0で解消されています。
  127. ●EPSフォーマットのグラフィックスは、レイアウトのオプションとして2-upまたは4-upを指定すると正しく印刷されないことがあります。
  128.  
  129. Aldus SuperPaint 3.0
  130. ●塗りつぶされた、または回転させた多角形は完全に黒く塗りつぶされず、グレーに塗りつぶされてプリントされます。
  131. ●ドローレイヤー上でスーパービットイメージを回転させてプリントするとポストスクリプトエラーが発生することがあります。
  132. ●グラデーションスタイルを使用したテキストは、そのスタイル効果が印字結果に現れなかったり、ポストスクリプトエラーが発生したりすることがあります。
  133.  
  134. Apple AppleTalk Remote Access
  135. ●状況によってリモートアクセス使用中にMicroline PSIIドライバによるプリンタの設定や印刷が出来ないことがあります。
  136.  
  137. CA CricketDraw III 1.0
  138. ●Microline PSIIドライバで作成したEPSファイルを取り込むには、保存する時のフォーマット設定を「ビットマップ」又は「PICTプレビュー」にして下さい。
  139. ●ファイルのスプール時に、充分なディスクの空き容量があることを確認して下さい。空き容量が充分でないと、アプリケーションが誤動作を起こすことがあります。通常はスプールしようとするファイルのサイズと同じディスク空き容量が必要です。
  140.  
  141. CA CricketPresents 2.1
  142. ●Microline PSIIドライバで作成したEPSファイルを取り込むには、保存する時のフォーマット設定を「ビットマップ」又は「PICTプレビュー」にして下さい。
  143.  
  144. Claris MacDraft 2.1
  145. ●「Cut Marks」オプションを使用したプリントはポストスクリプトエラーが起こりますので行わないで下さい。
  146.  
  147. Deneba Canvas 3.0.6
  148. ●代用フォントを使用してプリントするとテキストのスペースが乱れることがあります。
  149.  
  150. DesignStudio ReadySetGo! 4.5 & 5.0
  151. ●バージョン4.5と5.0はMicroline PSII、PSPrinter 8、又はLaserWriter 8ドライバではサポートされていませんので、LaserWriter 7をご使用下さい。
  152. ●バージョン6.0はMicroline PSIIドライバでサポートされています。
  153.  
  154. Electronic Arts Studio/8 & Studio/32
  155. ●Microline PSIIドライバでEPSファイルを作成するには、QuickDrawプリンタオプションを選択する必要があります。
  156.  
  157. Macromedia FreeHand 3.11
  158. ●ページ設定ダイアログ内のレイアウトオプションの指定は使えません。ポップアップメニューでレイアウトを指定しても1-upで出力され、エラーメッセージは表示されません。
  159. ●FreeHandで保存されたEPSファイルは他のアプリケーションでは使用できません。
  160. ●ページ設定オプションのダイアログ内で、「ダウンロード可能フォントの制限なし」を指定してプリントするとポストスクリプトエラーが発生します。
  161. ●FreeHand4.0ではこれらの問題が解消されています。
  162.  
  163. Microsoft PowerPoint 2.01f
  164. ●Microline PSIIドライバで作成したEPSファイルを取り込むには、保存する時のフォーマット設定を「ビットマップ」又は「PICTプレビュー」にして下さい。
  165.  
  166. Microsoft Works 3.0
  167. ●回転させた角の丸い図形のオブジェクトを含む書類を印刷すると、ポストスクリプトエラーが発生します。
  168.  
  169. QuarkXPress 3.11
  170. ●QuarkXPress 3.11は、プリントオプションの「調整カラー/グレースケールオプション」をサポートしていません。バージョン3.3にアップグレードしてご使用下さい。
  171. ●Microline PSIIドライバを使用して保存されたEPSファイルにTrueTypeフォントが含まれていると印刷できないことがあります。
  172.  
  173. Shana Informed Manager 1.3.5
  174. ●影の付いたタイトルが使われている書類は正常にプリントされないことがあります。
  175. ●書類によって余分なページがプリントされることがあります。
  176.  
  177. Symantec More 3.1
  178. ●Microline PSIIドライバでEPSファイルを作成するときは、ハードディスクに十分な空き容量を確保して下さい。空き容量が足りないと、エラーメッセージが表示されます。
  179.  
  180.  
  181. 英語版ポストスクリプト・プリンタとMicroline PSII 8.2.2Jの使用について
  182.  
  183. ●Microline PSII 8.2.2Jドライバは、英語版ポストスクリプト・プリンタにも使用できますが、ドライバは基本的にポストスクリプト日本語プリンタを使用することを前提として設計されています。
  184.  
  185. ●Microline PSII 8.2.2JドライバとAdobe Type Manager 日本語版3.5.1を使用して、英語版ポストスクリプト・プリンタで日本語を印刷することができますが、ポストスクリプト日本語プリンタを使用する場合と同じ動作、及び出力結果が得られないこともありますのでご注意ください。特に高品位な日本語出力を必要とされる場合は、ポストスクリプト日本語プリンタをご使用下さい。
  186.  
  187. ●Microline PSIIドライバは、カバーページの印刷にはプリンタに搭載されているフォントを使用するため、英語版ポストスクリプト・プリンタではAdobe Type Manager 日本語版3.5.1がインストールされていても、一部文字化けを起こします。
  188.  
  189. スプーラとMicroline PSII 8.2.2Jの使用について
  190.  
  191. ●ノベル社のスプーラを使用中、ユーザの使用権が不十分だった場合、もしくは内部エラーによってスプーラがプリンタとの接続を切断した場合、ドライバがハングしてしまう可能性があります。
  192. ●Netware 3.11では、ドライバがフォントをダウンロードする際に必要以上のフォントをダウンロードさせることがあり、その結果プリントの速度が著しく低下することがあります。
  193. ●Netwareの4.0より以前のバージョンでは、Microline PSIIドライバの「自動設定」の機能をサポートしていません。それらのバージョンをお使いの場合は、ご使用のプリンタに適したPPDファイルをマニュアル設定で選択して下さい。
  194. ●一般的に、アドビ社の提唱する「PostScript Language Document Structuring Conventions」に従っていないスプーラはMicroline PSIIドライバの持つ最新の機能を生かすことができなかったり、その他のプリント障害を引き起す場合があります。
  195.  
  196. フォントとMicroline PSII 8.2.2Jの使用について
  197.  
  198. ボールド(太字)TrueType フォント
  199. ●Furuta Bd BTなどのようなボールド(太字)やブラックフェイスのTrueTypeフォントの一部は、アプリケーション上のスタイル変更で更に太字にすると、プリントエラーになることがあります。一般的な決まりとして、ボールドまたはブラックフェイスフォントについては、アプリケーション・プログラムの「太字」オプションを使ってそれ以上の太字にするべきではありません。
  200. ●Microline PSIIドライバはバックグラウンド出力が「切」の状態の時に「System25」(メモリ不足)のエラーが発生することがあります。この場合、使用しているアプリケーションの使用メモリを増やすことで通常は解消されます。(Finderからアプリケーションを選択し、ファイルメニューから「情報を見る」を選び、「メモリ必要条件」の枠内の数値を増やして下さい。)もしバックグラウンド出力が「入」の状態の時に「System25」エラーが発生したら、同じ方法で「プリントモニタ」の使用メモリサイズを増やして下さい。
  201.  
  202.  
  203. -------------------------------------------------------
  204. 日本語フォントのダウンロードについて
  205. -------------------------------------------------------
  206. Macintosh版のAdobe Illustrator 5.5JやAdobe PageMaker 6.0Jに同梱のアドビ和文書体(平成明朝 W3、平成角ゴシック W5)は、絶対にプリンタへダウンロードしないでください。
  207. 一旦、ダウンロードしてしまうと、内蔵ハードディスクのイニシャライズが必要となり、内蔵ハードディスクの交換が必要となります。
  208.  
  209. このアドビ和文書体(平成明朝 W3、平成角ゴシック W5)をプリンタへダウンロードすると、印刷時にポストスクリプトエラーが発生するなど、プリンタ側に不都合を発生させることがあります。詳細が確認できるまで、プリンタへダウンロードしないでください。
  210.  
  211.  
  212.  
  213. ゥ1992-1996 Adobe Systems Incorporated.  All rights reserved.  
  214. Adobe, PostScript, Adobe Type Managerおよび ATMはAdobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)およびその子会社の各国での登録商標または商標です。
  215.  
  216. AppleとLaserWriter は米国とその他の国で登録されているApple Computer, Inc.の商標であり、Macintoshは同社の商標です。TrueType、Finder及びQuickDrawはApple Computer, Inc.の商標です。
  217.  
  218.  
  219.